道場紹介

指導者紹介

寺澤 安夫
  • 講道館柔道八段
  • 柔道整復師
  • 大宮東警察署柔道嘱託教師
寺澤 直人
  • 講道館柔道五段
  • 柔道整復師

道場写真

柔道を始められる方へ

柔道は昔、戦場での組み打ち等を目的とした武術として行われ、江戸時代になり柔術としてまとまり多くの流派ができて発展してきました。1882年(明治15年)嘉納治五郎先生が柔術を改め、身体の鍛錬、精神の修養を目的として講道館柔道を始めたのです。第二次世界大戦後世界に広まり、1952年(昭和27年)には国際柔道連盟が出来、第18回オリンピック大会には正式種目として行われました。
柔道は格技の一つとして学校の教育にも取り入れられて、その目的は柔軟性、判断力、沈着さが養われております。そして、その指導の重点は相手の人格を尊重することに置いています。

柔道修行の目的

柔道修行の目的について、嘉納治五郎先生は次のように述べておられます。

柔道は心身の力を最も有効に使用する道である。
その修行は、攻撃防御の練習によって身体精神を鍛錬修養し、斯道の真髄を体得することである。そして、これによって己を完成し世を補益するのが柔道修行の究極の目的である。

柔道練習者の心得

1.礼について

(1)柔道は、昔から「礼に始まり、礼に終る」といわれ、特に礼儀作法を重んずる。
(2)礼法には、立礼と座礼があり、これは相手に対して敬意を表す為に行うもので、練習や試合の前後には、心を正し、服装を整え尊敬の念をこめて丁寧に行うことが大切である。

2.道場について

(1)道場内に出入りするときは、脱帽し、服装を正しく立礼すること。
(2)道場では礼儀作法を守り、常にまじめな態度で練習すること。
(3)休憩しているときは、他人の練習をよく見学すること。
(4)道場は清潔にし、常に修業の場であることを忘れないこと。
(5)道場では正座をすること。足の負傷等で正座出来ないときは、安座をしても良いが、足の投げ出しや立膝はしないこと。
(6)道場では、みだりにさわがないこと。
(7)練習中は先生の指導に従い注意をよく守ること。
(8)みんな仲良く互いにあいさつをし、良い共達になること。
(9)練習時間を守ること。

3.健康安全の心得

(1)食事の直前直後は練習をしないこと。
(2)練習の前には大小便をすませておくこと。
(3)練習の前後及び練習中は、多量の湯水を飲まないこと。
(4)練習後は、汗をよく拭き取り、筋肉の保温に心掛けること。
(5)身体・柔道着は常に清潔にしておくこと。また、手足の爪を短く切ってケガの防止につとめること。
(6)頭髪は相手に不快の念をいだかせない程度とし、練習の妨げにならないようにすること。
(7)準備運動は十分に行ってから練習を開始し、練習後も必ず整理運動を行っておくこと。
(8)酒気を帯びての練習は絶対にしないこと。